インデックス投資で年率10%以上のリターンを狙う
インデックス投資での運用成績(2017年8月)
前回、「インデックス投資のすすめ」でご紹介した方法でインデックス投資を実際に行っています。
englishinvestment.hatenablog.com
実際の運用成績は次の通りです。投資元本820万円に対して、運用益が92万円以上出ています。すべてインデックスで運用しています。詳細な方法は次の記事でも紹介しています。
インデックス投資のコツ~時流に乗って収益を上げる~ - TOEIC950点、USCPA、投資、マイルなど
運用期間は2017年8月現在、2年弱です。
この間、英国のEU離脱やチャイナショック、米国大統領選でのトランプ大統領誕生などマーケットに大きな影響を与えるイベントが盛りだくさんでした。そんな市況でも、現在のところしっかりと結果を残しています。
運用方針を決める
私の運用方針は以下の通りです。
・リスクを抑えつつリターンを狙うインデックス投資
・国内だけでなく、海外も投資対象とする
・長期投資を前提とし、短期での成績は気にしない
・年率3%以上のリターンを目標とする
・常に株価ボードに張り付くような投資スタイルにはしない
また、不定期に余剰資金を投資し、常に市況の変化に備えて投資余力を確保しておく(ドルコスト平均法)ようにしています。
不定期というのは、毎月〇日と決めて積み立てるのでなく、「今なら日経平均19,000円割れしたタイミングで投資する」というように事前に決めています。
この基準は新聞等でマーケットを観察しながら流動的に決めます。海外インデックスに投資する場合には、ダウ平均のような指数のみでなく、ドル円の為替にもバーを設けています。たとえば、1ドル110円を切ったタイミングで投資する、というように決めています。
このように基準を事前に決めておくことで、私はトランプ当選の日のTOPIX、およびMSCIコクサイに投資することに成功しています(トランプ大統領誕生を受けて日経平均は大幅に下落しましたが、その後、上昇を続けています)。先月も、1ドル110円を切ったところでうまく追加投資しています。
インデックス投資を行うにあたって、どの指数を選ぶか、ということも大事ですが、どのタイミングで投資するかも同様に重要です。そして、タイミングは結局事後的にしかわからない、という考えに基づき、ドルコスト平均法で投資するのです。
毎月10日とか、自分の投資余力が〇万円を超えたら、とかルールはそれぞれでよいと思っています。大事なことは、相場の動きに一喜一憂しないことです。
参考までに、現在の投資目柄を公開します。基本的に、先進国、新興国、日本の株式インデックスへの投資を行っています。信託報酬(投資にかかる運用管理費用)が低いものに優先的に投資しています。下記の銘柄から選べば、大きく失敗することはないはずです。
上記は通常の口座ですが、NISAという非課税口座を使うことで、さらに効率的に投資を行えます。NISAとは、年間120万円分の投資元本について、通常ならば20%程度の税金がかかる配当課税と、値上がり益課税が、ゼロとなる制度です。1人1口座しか保有できませんので、口座を開く証券会社は慎重に選ぶ必要があります。私は、手数料のかからない楽天証券を利用しています。
投資は必ず余剰資金で行うようにしましょう。生活資金や住宅購入予定の資金にあてて、万が一損失が出てしまったら、冷静な投信判断ができなくなる恐れがあります。
下記の記事にて、楽天証券について説明しています。
おすすめの証券会社~楽天ユーザーが楽天証券を利用すべき理由~ - TOEIC950点、USCPA、投資、マイルなど
まずは証券口座を開設し、小額から投資をはじめてみましょう。