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USCPA(米国公認会計士)勉強法②BEC 2年で合格する

BEC勉強法

BECは、試験のための学習期間は約1か月でした。もっとも時間がかからなかった科目です。さまざまな科目の寄せ集めであり、工業簿記や証券アナリストの経済、コーポレートファイナンス、証券分析分野をしっかり学習してきた方にとっては、IT分野と法律・制度分野及び記述問題の対策のみ行えば十分合格水準に達します。実際、学習期間は1か月、時間は100時間未満で合格しました。

 

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BECの内容

 BECは範囲がとても広く、いろいろな観点から学習しなければならない科目です。BECの2016年の合格率(世界)は55.4%です。主な分野は次の通りです。

経済学

コーポレートファイナンス

管理会計・工業簿記

コーポレートガバンス

IT

内部統制

経済学、コーポレートファイナンス、工業簿記については計算問題が中心です。確実に得点できるようにしましょう。

次に得点を狙うべきは、コーポレートガバナンス分野です。こちらは、企業組織や規制・法令に関わる問題で、英文読解の要素が加わります。しかし、出題される際の表現は決まり文句になっているものが多々ありますので、しっかり復習しましょう。

IT分野は、私は本番はじめて見る単語(用語)がいくつもありました。少なくとも、アビタスのテキストではカバーしきれない問題でした。もしも余裕がある場合には、洋書や他の予備校問題集に手を出してもいいかもしれません。洋書はアマゾンで、他の予備校問題集についてはヤフオク等で格安で手に入ります。また、私は問題集の中のフローチャートやIT用語、コンピューター処理プロセスの問題を苦手としていましたが、そういった出題はあまり見られませんでした。これは、単にラッキーだったのかもしれません。

 

 

実際の学習方法

こちらは、すでに日本語で学習済みであった分野以外(ITやコーポレートガバナンス分野)をテキストでサッと確認し(1日)、ひたすら問題演習を行いました。例によって、一度間違えた問題は2回連続で正解するまで繰り返しました。管理会計分野は図を書けば一発で分かる、という問題が特に多いです。問題演習を行う際には、必ず図を描いてイメージをつかみましょう。

 

アビタスのBECのテキストは薄めですので、テキスト流し読み→問題演習までそこまで時間はかからないと思います。

 

WCの筆記問題を苦手とする方も多いようです。

しかし、アビタスの問題集の解答を見て分かるように、非常に平易な英語を使って回答しています。特に、冒頭3行ほどはどの問題も解答が同じです。問題文の疑問形を直し、そのまま書いただけです。私は、試験本番でも冒頭部分はすべて同じ解答にして、コピー&ペーストしました。解答のテクニックとして、本番は、画面の問題文を「CTRL+C」でコピーできますので、CTRL+V」で回答欄に書き込み、時間を大幅に節約しました。会社名や人名などの固有名詞もコピペし、スペルミスを防ぎます。

回答は、短く、簡潔に、平易な文章で書くことを心がければ、合格点を取れます。

 

BECに関して、本番、テストレットごとの難易度の変化は体感できませんでした。

 AICPAリリース問題

BECも試験1週間前からAICPAリリース問題を解きました。参考までに初回の結果を記載します。

2014 27/40

2015 34/40

2016 33/40

7割後半くらいの正答率でした。これで、本番は、78点で合格しています。

BECについても、基本を徹底的に抑えるという勉強方法が有効でした。

 

演習量を増やしたい方のために

受験日までやや時間があり、IT分野の問題を多めにこなしたい、もしくは他の予備校問題集に挑戦して量を消化したい、という方には「ヤフオク」で洋書、予備校問題集を購入することをすすめます。

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