フランス大統領選挙
中道派マクロン氏が大統領に
日本がGWでお休みの中、先週フランスでは大統領選が行われていましたね。第1回投票を受けて、右派でEU離脱派のルペン氏と中道のマクロン氏が決戦投票に進みました。
昨年の6月のブレクジット、11月のトランプ大統領誕生と最近はマーケット参加の大方の予想を覆す政治イベントが続いていました。
しかし、今回は大方の予想通りマクロン氏がオランド大統領を引き継ぐ結果となりました。サプライズの円高を期待していた投資家の方々は残念でしたけど。マクロン氏は14日に正式に大統領となります。核の発射コードを引き継ぐのだとか。。。
年初からオランダ、フランスと政治イベントは無難に通過し、8月にドイツで予定されている総選挙も波乱はなさそう、ということで、今まで上値を抑えられていたドル円は、再び昨年末から続く円安トレンドに戻りそうです。
また、5月発表の米国雇用統計もしっかりした結果が出ていますので、6月のFOMCでの利上げはほぼ市場では織り込まれています(現在80%超の確率で利上げが行われると予想されています)。
一時的に円高方向へ動くとすれば、北朝鮮絡みの地政学リスクが意識されたときでしょう。本日もミサイルを発射したようです。昨日の世界的なハッキングと合わせて、週明けは一時的に円が買われる可能性が高いです。海外株式などを買うよいタイミングかもしれません。