TOEIC勉強法③PART5/PART6
TOEIC PART5/PART6勉強法
問題数は全部で30問。リーディング問題の3割を占めるパート。
TOEICで高得点をたたき出すためには、ここで数多く正解し、かつ長文読解のPART7のためにたっぷり時間を残しておくことが肝要である。
高得点をとるために頭の良さは一切必要なし!決められた手順に沿ってトレーニングを積むのみ。
PART5/PART6 攻略のための基本文法の習得についてはすでに以下の記事で述べました。
englishinvestment.hatenablog.com
TOEIC PART5の攻略法
PART5は、文法の基本である時制や品詞、慣用句、単語の使用方法を問う問題です。ビジネスで使用される英語を前提とした試験である以上、出題範囲は自ずと限られてきます。
つまり、類似問題、同じ問題が繰り返し問われる傾向にあるのです。
では、どうしたら点が取れるのか?
答えは、ひたすら過去問を繰り返し、頻繁に出題される論点を押さえてしまうことです。したがって、PART5では深く考える必要がありません。モグラたたきのように反射神経で処理していきましょう。
では、モグラたたきがうまくなるにはどうしたらよいのか?
モグラ(問題)が出てくるパターンを覚えてしまうのです。「これは見たことがあるパターン」と思ったら勝利です。即答して次の問題に進みましょう。繰り返しますが、試験本番ではじっくり考えてはいけません。30秒~1分で分からなければ、とばすことも大事です。
しかし、学習中は、なぜこの問題ではこの時制が使われるのか、どれも日本語に訳すと同じ意味になるが、この単語が正解なのか、はじっくり時間をかけて理解しましょう。そうはいっても、英語は言語ですので、理解するよりも「実際にそう使われる」ということで覚えてしまってもよいです。
"It rains cats and dogs."
初見で、この意味が分かるでしょうか?犬と猫が降っている??
これは慣用句であり、「土砂降り」のことをこのように表現することがあるのです。なんで rats じゃなくて cats なんだ、なんて、考えても無駄ですよね。そもそも、日本語の「土砂降り」も、実際に「土砂」は降ってませんよね?
PART5対策
次に、出題パターンを押さえることができる問題集をご紹介します。
・新TOEICテスト文法問題でる1000問
|
文法問題を出題パターンに分けて攻略できる問題集です。初めての方は最初から、苦手分野がある方は、自分の苦手な論点に絞ってもいいかもしれません。あらためて文法問題の学習をしたことがない、という場合には必ずやるべき1冊です。
・TOEIC TEST 単語特急
|
語彙問題に焦点を当てて対策することができます。上記2冊をやりこめば、800点は狙えるようになります。1周目はじっくり問題をとき、「理解」に焦点を当てましょう。2週目以降は「スピード」も意識して取り組んでください。900点以上を狙う場合には、さらに上級者用の問題種をこなしましょう。
PART6対策
基本的に、問われることはPART6でも同じです。しかし、長文を読みながら解かなければならないので、前後の文脈をつかむことが大切です。とはいっても、問題の個所のみ読むことで得点できる問題もたくさん出題されます。
まずは、問題の個所のみ読み、回答できるかチェックしましょう。分からない場合には、前後を読み進めます。PART6の出題パターンをつかむには、次の本が手軽でよいです。
・TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル
|
まとめ
ここまでを整理します。
①単語、文法の基礎を押さえる
②出題パターンを知る
③出題パターンが網羅された問題集を解く
④解答スピードを上げていく
上記をきちんとやれば、誰でもTOEIC PART5、PART6で高得点をたたき出せるようになります。
お得に本を購入するにはコチラご覧ください。
englishinvestment.hatenablog.com